2010年6月 のアーカイブ

平和島骨董祭を終えて、次回の催事のお知らせ

2010年6月29日 火曜日

6月24日~27日まで行われた、平和島骨董祭が無事終わりました。
沢山のご来場本当にありがとうございました。


今回初めて平和島骨董祭へ出店させて頂いたのですが、相変わらずの広さにびっくりです。
一通り見て回るのに時間がかかるかかる(笑)
参加させて頂いた、と言っても、今回は兄弟子である、天宝堂さんのブースの一部をお借りしただけだったのですが、まだ荷物が少ない私としては、十分な広さでした。
今回はそういう事情で、お客様にご案内のハガキやメールをしていないのに、このブログや、ツイッター(@artkawasaki)を見てきて下さったお客様もいらして、とても嬉しい思いをしました。
新しい出会いも沢山ありました。ありがたいことです。


さて、次の催事のお知らせです。次回は骨董ジャンボリーです。
7月30日(金)、31(土)、8月1日(日)と三日間、東京ビッグサイトで行われます。

今回も平和島同様、少しややこしくて申し訳ないのですが、出店されている同業仲間の渡辺美術店の渡辺さんが出店できなくなったので、急きょお話を頂き、参加させて頂くこととなりました。
なので、看板は「渡辺」と表記されています。また詳細はこのブログ、ツイッター(@artkawasaki)、HP内の「お知らせ」でお知らせしたいと思います。
引き続き、よい出会いがありますように。



骨董ジャンボリー
東京ビッグサイト第一ホール
7月30日(金)アーリーバイヤーズデイ13:00~18;00
31(土)、8月1日(日) 10:00~18:00


骨董と関係ないのですが、ワールドカップが楽しくて、毎日熱くなっております。
個人的には、他の国と比べて明らかに早い展開、明らかに早いシュートを放つドイツが見ていて爽快です。
監督になってもカリスマ性が半端なく、なぜか可愛いマラドーナ監督率いる、アルゼンチンも大好きなのですが、準決勝でドイツと戦うんですね。
どっちを応援しようか迷います。


もちろん、日本の本田選手、遠藤選手が打ったフリーキックも痺れまくりました。
明日のパラグアイ戦も、きっとやってくれるでしょう!


頑張れニッポン!頑張れニッポン古美術!!!!! 整いましたね。

催事のお知らせ 平和島 全国古民具骨董まつり 

2010年6月15日 火曜日

ようやく?梅雨入りしましたね。
昨日はリアルタイムでサッカー日本代表VSカメルーン戦を友人一同で観戦していたので興奮した一夜でした。
やってくれましたね日本代表。このまま頑張っていい結果を残してほしいもんです。
帰りに渋谷を通ったら、サポーターが狂喜乱舞してました。スポーツはいいですね。



さて、催事のご案内です。
今回は催事と言いましても、甍堂で修行された私にとっての兄弟子である、天宝堂さんのブースを一部お借りして並べさせて頂く予定です。

今回は陶磁器が中心でしょうか。普段使いに楽しい物をいくつか並べる予定です。
平和島の骨董まつりは何度か行ったことがありますが、とにかく広くて一周するのにとても時間がかかる、見応えのある会場です。店舗がない私にとって、催事はお客様と直接お話しできる、嬉しい時間です。
もしお時間があれば是非遊びにいらしてください。



平和島 全国古民具骨董まつり 6月25(金)26(土)27(日)
平和島・東京流通センタービル展示ホール
http://www.kottouichi.com/

観じる民藝

2010年6月6日 日曜日

先日紹介した、横浜そごうにて催されている、「観じる民藝」を見てきました。


お昼過ぎに到着して、一通り見たのですが、今日は日曜日で尾久さんと美術史家の山下裕二先生とのトークショーがあるようです。毎週日曜日にゲストをお呼びしてトークショーをされているみたいです。
山下先生とは甍堂修行中に何度かお話をさせて頂いたりしたので、是非参加したいと慌てて予約の手続きを。
当日でしたが運よく予約でき、楽しいお話を聞くことができました。


こういう時につくづく思うのですが、僕は結構運がいいような気がします。そのようなトークショーの存在すら知りませんでしたから。振り返っても、運だけで何とか助かっている部分がとても多くて、何ともいえない気分になります。
基本的に計画性がなくて、適当に動いた割に、意外なところで幸運が待っている事が多々あるのです。
運なのかご縁なのかはわかりませんが、ありがたいことです。


トークショーの内容は、尾久さんと山下先生との、飾らない言い回しの楽しい「ぶっちゃけトーク」で、会場は終始笑いに満ちた、楽しいお話でした。


尾久さんのお弟子さんの話から始まり、尾久さんが蒐集された物に対するエピソードや苦労話。


あまりにもぶっちゃけすぎて、何度か、そごうの関係者の方からストップがかかっていた程です。

民藝と言っても、もちろんただの、数ある味気のない物ではなく、尾久さんの目に適った魅力のある物たちなので、一つ一つの「子供たち」について語られる様子は、本当に楽しそうで、愛情に満ちたものでした。


あと印象的だったのは、尾久さんと古美術商とのやり取りの話です。
最近ではネットで古美術を買える時代です。確かに便利で、ネットオークションも今や、古美術業界ではなくてはならないツールとして業界を網羅してますが、やはり実際お店に行って店主と向かい合って、物のいきさつや、魅力を語りあう事も古美術を楽しむ醍醐味の一つだと思います。
店舗がない僕が言うのもなんですが(笑)
一つ一つ違う美術品だからこそ、「偶然か必然か、たどり着いた今」までの歴史があり、ドラマがあるんですね。


そこには暖かいエピソードも沢山あって、尾久さんがとあるお店に行かれた時、店主さんが「尾久さんに向く物があるので見てください」と、尾久さん好みの物を見せて、尾久さんも値段も聞かずに「買います」と言ってしまわれる。
そして値段を聞くと、驚くほど安い値段で尾久さんに譲られるとのこと。店主さんに、ある程度好みをわかってもらえると、こういったうれしいこともあるんですね。
よく知っている業者さんだけに、状況が目に浮かぶようです。

そんなこんなで、あっと言う間に時間が過ぎ、大盛り上がりでトークショーは終わりました。参加できてよかったです。来週は青柳恵介さんをお招きしてトークショーをされるそうです。


印象に残った物は沢山あったのですが、雁の絵が書かれた友禅染を軸装に仕立てたものや、石製の狼像、宮崎県から出た愛くるしい木彫の狛犬など、動物ものが好きな僕としては、魅力に満ちた物ばかりでした。


十一面観音の仏画もとても美しいものでした。化仏の表情がとても可愛いのです!!一つ一つ表情が違うのに、何か統一された美があるように思えます。

漆のものもよかったですね。言いだしたらキリがありません。


友禅染は尾久さんが手に入れた段階ではただの「まくり」の状態だったのを、ああいう風に軸装にして魅力を後世に伝えるという、尾久さんの思いが込められているようで、感慨深いものがありました。


民藝と一言で言うと簡単ですが、気が遠くなるほど沢山ある美術品の中で、本当に魅力的な物を探し出してコツコツ蒐集するということは、決して簡単なことではありません。努力、時間、運、感性。様々な要素が必要になります。


身の引き締まる思いと、楽しい思いを味わえた、魅力的な展示でした。

-尾久彰三コレクション- 観じる民藝
そごう美術館
2010年5月29日(土)~7月4日(日)